坂谷真史



坂谷真史(さかたにしんじ 1980年3月10日生)
 [競艇選手]


 福井県出身。1999年11月11日、三国競艇場でデビュー。2003年1月、新鋭王座決定戦競走にてGI初出場、2003年3月、総理大臣杯競走にてSG初出場を果たした。

 2004年、山口支部所属の同期選手である佐々木裕美と結婚。

 2007年1月に唐津競艇場で行われたGI全日本王者決定戦で優勝戦に出場し3着になるなど、福井支部期待の若手選手であった。

 2007年2月26日、住之江競艇場で、大阪府都市競艇組合主催GI第50回住之江周年記念「太閤賞」競走6日目(最終日)第3レース一般戦において、5号艇6コースからの出走。2周1マーク、2号艇福島勇樹との激しい2番手争いで差しハンドルにより抜きを試みた際、6号艇山田豊との接触により転覆。事故艇を回避していた3号艇中澤和志の位置に浮上し巻き込まれた。

 競走後は大阪市立総合医療センターへ搬送され、集中治療室で治療を受けたが、脳幹裂傷及び頭蓋骨骨折の合併症により12時54分に死亡が確認された。

 レース中の死亡事故は少なくはないが、将来を期待されたレーサーであるということや、夫婦で競艇選手であったこともあり、翌日のスポーツニッポンにはレース欄でなく、社会面にこの死亡事故が載った。

 2007年2月26日死去(享年26)


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